意外と知らない！？消防設備点検って「なんのために」「どれくらいの頻度」「どれくらいの費用」 「どんな方法」でやるの？

消防設備点検（消防点検）を「なんのために」「どれくらいの頻度」「どれくらいの費用」でやるのかご存知ですか？

今回の記事では、意外と知られていない「消防設備点検とは、どんなものか」を解説していきます！

消防設備点検ってなんのためにやるの？

日本の火災時の死亡原因をご存知ですか？消防庁の報告によると平成28年に起こった火災により亡くなってしまった方の死亡原因の46.7%は逃げ遅れであることがわかります。加えて、火災により亡くなってしまった方を年齢別にみると、65歳以上の高齢者が67.8％を占めており、特に81歳以上が多くなっていることがわかります。

さて、このデータと消防設備点検、どんな結びつきがあるか分かりますか？

そうです！消防設備点検はこういった、逃げ遅れを防ぐためだったり、高齢者の方を火災から守るためにするのです！逃げ遅れを防ぐためには、火災が起きた際には自動火災報知機で火災の発生を知らせたり、避難器具によって避難経路を確保したりします。

しかし、このような逃げ遅れを防ぐための消防用設備も、ちゃんと法令通り半年に1回の消防設備点検をしなければ正常に作動しないこともあります。

消防設備点検ってどれくらいの頻度でやるの？

結論から言うと、半年に1回の消防設備点検が義務付けられています。

消防設備点検は法令で決められており、建物の大小にかかわらず、消防設備の設置が義務付けられているすべての建物や施設で実施しなければなりません。

消防法第 17 条において、消火器や火災報知器等の消防用設備等を設置することが義務付けられている建物の関係者(建物の所有者・管理会社等の管理者・入居者等の占有者)は、設置した消防用設備等を定期的に点検し、その結果を消防長または消防署長に報告しなければならない旨が定められています。

点検結果の報告を怠ったり、虚偽の報告を行った場合は、火災の際に保険が降りないだけでなく、30 万円以下の罰金または拘留が科せられます。

消防点検ってどれくらいの費用がかかるの？

スマテンでは、消防設備点検の費用は設備によってお見積りを作成しておりますので、概算ではありますが、下記のような料金表を元に費用を出しております。

消防設備点検ってどんな方法でやるの？

方法は2つあります。

スマテン では、web上で安く簡単に消防点検の依頼を完了することができます。

1つ目は、お住まいの地域の近くの業者をインターネット、もしくはタウンページで探していただき電話で依頼していただくこと。
2つ目は、webサービス スマテン から消防点検の依頼をしていただくことです。

安く消防点検を依頼したい方、管理建物が多く点検日の管理が面倒な方に特におすすめです！