中古車販売店「ガリバー」を中心に、全国に約460店舗を展開する株式会社IDOM、消防点検のDX化を推進する「スマテンBASE」を導入
各会社情報
法令点検の課題をDXで解決するスタートアップ、株式会社 スマテン(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:都築 啓一、以下「スマテン」)は、株式会社IDOM(本社:東京都千代田区、代表取締役:羽鳥 由宇介、以下「IDOM」)にて、業務の効率化や店舗の一元管理を推進するため「スマテンBASE」が導入されたことをお知らせいたします。
株式会社IDOM 高井様へインタビューしました。
■導入の経緯
以前は他社と契約しておりましたが、消防点検で修繕箇所が発覚した際の見積書を提出していただくまでにかなりの時間を要しておりました。
消防点検は半年に1度行われていますが、修繕見積もりの提出までにタイムラグがあり、早急な修繕対応やステータスの管理が完全ではないと認識しました。
そこで、修繕が必要な店舗を精査して修繕をすることになりましたが、当時社内ではデータ管理が主流になっていた中で消防点検に関しては報告書を紙ベースで保管されており、店舗数も多い中で紙の報告書を見て修繕を依頼するという流れにとても手間がかかると感じておりました。
消防点検以外にも空調点検など、事前に行っていかなければならない法令点検が都度でてくるので、先ずはデータ管理をしていきたいと思いました。
■導入の決め手
データ化ができ、見積り作成から完了報告までをスムーズに行うことで業務の属人化を避け、誰が見ても分かるぐらいのシステムを導入することが理想でした。今は他の業務管理もデータ化している時代なので、法令点検に関してもデータで管理できることがスマテンBASEの一番の魅力だと思います。
IDOMのように店舗数が多く全国展開している企業は、同じく全国展開している大手の企業に点検を依頼することが一般的なイメージでしたし、当時のスマテンはまだ駆け出しのスタートアップ企業で契約することに正直不安もありました。
ただ、どんなに老舗で大企業でも、スマテンのようにシステム化したり、新しい取り組みに着手している企業を見つけることはできませんでした。
スマテンBASEはIDOMが求めていたツールであったと同時に「新しいものを作っていきたい」「今までに無いことをしていきたい」というスマテンの姿勢と「新しいものを取り入れていきたい」というIDOMの気持ちがマッチし、お互いにWIN-WINな関係になれると感じました。
また、コストに関しても点検から修繕まで、店舗も多く依頼することでコスト削減に繋がることができたので良かったです。
管理構築とコストメリットの2軸のアプローチがとても魅力に感じ、導入することを決断しました。
■期待する導入後の効果
前述したように、一番の理想はデータ化できるシステムを導入し、点検・修繕の見積りから完了報告までをスムーズに行い、業務の属人化を避けることです。
スマテンBASEを導入したことでデータ管理が可能となり、点検や修繕のスケジュールを店舗側と点検者側へそれぞれ依頼、調整してくれるため、業務の効率化を図ることができております。
本社側では「見積中」「工事中」「工事完了」等のステータスをスマテンBASE上で確認することができるので、どの店舗で現在何が行われているかが明確になりました。
今後はシステムの細かなところを改善することで更に使いやすく、IDOMからスマテンへの問い合わせの工数もより少なくなることを期待しております。
■今後の展望
消防点検は設備の名前など、専門的な用語が多く内容が理解できないこともあるので、今まではスマテンに電話で都度確認することに手間を感じておりました。ただ、チャット機能で不明点を確認できることも知ったので、今後はチャット機能を活用しながら更に業務効率化へと繋げられたらと思います。
また、IDOMとスマテンが契約を結ぶことでスマテンは企業の成長の基盤となり、IDOMは業務の効率化へと繋げ、お互いにより共存共栄の関係を築いていきたいです。