こんにちは!

最近ホテルや民泊管理者さまから、「宿泊施設の運営にはどんな法令点検があるの?」などと問い合わせをいただく機会が増えてきました。

当社の事業領域としては消防設備点検がメインではありますが、その他の点検項目に関しても対応が可能ですので、どしどしお問い合せください!

とはいえ、そんな法令点検ですが、何がどれくらいの頻度で必要なのか分からない!というお悩みをお抱えの皆様の為に、今回はホテルなどの宿泊施設運営に関わる法令点検をおさらいしてみましょう!

消防設備点検は必ず必要?

消防設備点検はどんなホテルでも消防法に則り半年に1度の点検と1年に1度の消防署への報告が必要です。
ホテルの消防点検はとても重要です。多くの人が一度に多くの場所に滞在されるため、火災が起こった際の避難経路の確保や延焼の防止が欠かせないからです。

他にはどんな点検が必要?

消防点検以外にも建物の規模や自治体の条例によって、下記の点検が必要な場合がございます。

防火対象物点検

防火対象物点検では、1年に1回、火災に対する予防や備えが行われているかを点検するために主に下記の項目の点検を行います。

①防火管理者を選任しているか。
②避難訓練・消火訓練・通報訓練などの訓練の実施状況
③防炎性能の表示がカーテン等の防災対象物品につけられているか。
④消防法令基準に基づいた消防用設備等が設置されているか。
⑤防火戸が問題なく閉鎖される環境にあるか。
⑥避難階段に障害物などがないか。

防火設備点検

防火設備点検では、1年に1回、火災時に煙や熱を感知して作動する防火扉・防火シャッター・耐火クロススクリーン・ドレンチャーなどの防火設備の作動状況の作動状況を点検します。

建築物定期検査

建築設備定期検査は、建築基準法に基づき、非常時の正常な作動と被害の拡大を防止するために行われる検査です。
・換気設備
・非常用照明
・排煙設備
・給排水設備
などといった設備を検査します。

特定建築物定期調査

特定建築物定期調査は、建築基準法に則った点検です。
・敷地及び地盤
・建物の内部など
・避難施設・非常用進入口など
・建物外部・屋上や屋根
といった項目の調査を行います。
万が一の事故を未然に防ぐために定期的な点検が義務付けられております。
特定建築物定期調査は、各自治体や用途などにより異なりますが、毎年1回もしくは、2年に1回、3年に1回の頻度で点検を行う必要があります。

エレベーター点検

エレベーター点検では、建築基準法に基づき、主に1年に1回の定期検査が義務付けられております。
また、一般的には建築基準法に基づき使用頻度に応じて、毎月の保守点検も求められています。

点検の依頼や費用に困ったら?

スマテンでは、消防設備点検はもちろんのこと、それ以外の点検項目にも対応しております!点検の依頼や点検の費用等にお困りでしたらぜひスマテンにご登録の上、お問い合せください!
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