こんにちは、スマテンの新田です。
今回は、消防設備点検の報告書の電子申請の実態について調査してきました!
川崎市では既に消防設備点検の報告書の電子申請が導入されている!とのことで、実際に川崎市消防局へお伺いしてお話させていただきました。
コチラが川崎市の消防設備点検の報告書の電子申請のページです。http://www.city.kawasaki.jp/840/page/0000038239.html
電子申請については、担当者の方によると、平成18年度から導入・運用されているそうです。
一方で、実際に消防設備点検の報告書が、建物管理者さんや点検業者さんに電子申請された例はあまりないそうです。
電子申請に関しては事前登録が必要で
個人の場合であれば、
- 公的個人認証サービスの電子証明書が格納されたICカード
(マイナンバーカードもしくは住民基本台帳カード)
法人の場合は
- 商業登記の電子証明書ファイル
- 日本電子認証株式会社のAOSignサービスの電子証明書が格納されたICカード
- 株式会社帝国データバンクのTDB電子認証サービス TypeAの電子証明書が格納されたICカード
- 株式会社NTTネオメイトのe-Probatio PS2サービスの電子証明書が格納されたICカード
- 三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社のDIACERT-PLUSサービスの電子証明書が格納されたICカード
のいずれかが必要となります。
また、ICカードを読み取る為のICカードリーダライタも必要となります。
(参照ページ:http://www.city.kawasaki.jp/170/page/0000035308.html)
電子申請に際しては、書類に押印された判子が個人のマイナンバーカードもしくは住民基本台帳カード、法人の場合であればそれに準ずるICカードの情報との整合性により本人確認を行っているとのこと。
電子申請には事前登録が必要ですが、電子申請であれば提出に伴う移動時間や移動費用などの負担が軽減されるので良いですね。
スマテンとしては、消防点検をスマートにするために、このような消防設備点検の報告書の電子申請をPRするとともに、電子申請の普及や実用化に貢献できるよう取り組んで行きたいと思っております。